食事は海の恵みからいただき、電気は17時から23時までのみ使える自家発電。生活用水は雨水を使用。7〜8人家族の平均世帯月収が9,500円程度と世界最貧困レベルでありながら「何もなくて豊かな島」と呼ばれている島、それがフィリピンのカオハガン島です。島の木々を使って自力で家を建てる方法、海に潜って魚を捕る方法、島で育てた豚や鶏の命をいただく方法など、島に生まれた子どもたちは、生きていく術のすべてをおよそ15歳までに体得します。島のオーナーは、日本人男性・崎山克彦さん。約30前に大手出版社を早期退職し、1,000万円で島を購入して以来、島の財源づくり、医療・教育環境など、島のライフラインをいちから整えるべく尽力してきました。

カオハガン島には、物質的豊かさ=豊かな暮らし と錯覚して間違った方向に進みつつある私たちが学ぶべきものがたくさん残っています。当社は日本で不要になった文房具を送るなど様々な学校や団体と連携をとりながら、島の運営を応援しています。

カオハガン島の概要 | カオハガン島オフィシャルサイト